6月10日(土)人の性格って、でも変わると思うんだ(アドラー心理学)3/3

 承前 1/3

 承前 2/3

 

 私の場合は、やっぱりマニアックな世界が好きで、

 どうしてもそれを捨てられなかったことが大きい。

 ホラーや時代ものやSFや特殊部隊など戦う男たちの物語。

 そうしたジャンルの中にしこたますばらしい作品や人々に受け入れられる作品があるのを知らなかったというのも当時の私が未熟だったせいもある。

 そういった作品たち、そういった作品をつくった人々に出会えたことが私を中二病から救った経験だった。

 補足すると、スーパーポジティブと中二病の間にはもう一人、二人をつなぐキャラクターが存在する。

 それは

 

  • 自己認識:私はやっぱり好きなものは好きな人間だ・捨てられない
  • 世界観:世の人々もけっこう私と同じものが好きだ、しかし、肯定的な人間の物語を多くの人は根本的に求めている。実は私もそっちがいい。
  • 自己理想:私はその二つをミックスしたものをつくらねばならない

 

 

 というバランスのとれた人間像が変化の過程で生まれ、

 これをつきつめて今にいたる。

 

 日々、人生を生きていると自分が昔からそうした人間だったと

 周囲も自分も思うようになる。

 けれど、けしてそういうことではなく、人は経験によって成長も含め、堕落も含め、変化していく。

 アドラーは幸せになる方法は世間の価値観と自分の価値観を合わせて、世のため、人のためになることをして貢献していくことだという。

 

 間違いない真理だろう。

 

 でも、その世間がいいという価値観を根本から作り出すことも考えると、

 私は自分のいいという感覚をもっと大事にしてもいいのかな、と思うのだ。

 人がいいと思っても、自分がいいと思わなければ、それは嘘だからだ。

 私の場合はそのスタートにたどり着くまでに10年かかった。

 ゴールはまだ見えないが、人々の幸せに私も同意することができるようになったことを考えると、すこしだけ安心するのだ。ださくまとめると、祝中二卒業。

 

 そういうわけで、アドラーの「性格は変わえることができる」は、真理だと思う。

 人はなんにでもなれる。

 時間と努力さえすれば、今と違った場所にはたどりつく。

 それが望んだ場所でないとしても、なにかしなきゃどこにもたどり着けないのだから。

 やっぱり、やってみる価値はある。