3月22日(水)第6回 恋はよいものはかないもの(嫌いから好きへ一気に加速する瞬間)

恋愛コラム:恋はよいもの、はかないもの

 

 映画「エクスペンタブルズ」「メカニック」

   「ボーンシリーズ」「コンテイジョン」 

 

 やっぱり「嫌い」よりも「すき」なほうが、気持ちがあがる。

 そういうわけで、最近、「すき」になった俳優が二人いる。

 ジェイソン・ステイサムとマッド・デイモンだ。

 この二人、私にとっては全く好きになる余地がなかった。二人とも共通点はかっこよすぎる暗殺者なり密偵の役が多いことがあげられる。

 その押しつけがましい人工的なかっこよさが鼻についた。

 以下、いかに彼らが嫌いだったかの説明をしたい。

 まず、ステイサム嫌いの理由は、私が初対面で彼を「かっこすよすぎて、逆にだっさださ」と、思ってしまったことだった。

 初対面は「メカニック」

 

f:id:hagananae:20170322061205j:plain

 内容はタイトルまんまで、マシンのように人を殺すという非常な殺し屋の役。

 この映画は好きな人は好きという映画で、なんかもひたすらメカニックなのだ。

 たぶん、「かっこええやろ? どや? どや?」という感じなのだろうが、私としては「う~ん、どうでっしゃろ」という感じだった。

 この映画の関係者に「見てね」と言われてみたのだが、正直書き直した脚本の素案を送りつけて辟易されたという顛末も苦しい。

 要するに、初対面で私がステイサムという俳優に抱いた印象は心のない、ひたすら殺人をするかっこいいという噂の、ステイサムだった。

 一方、マッド・デイモンのほうはというと、こちらはもうストーリーとかいう以前に生理的に彼の顔が受け付けなかった。

 なんだろう、このごついゴリラは、から始まり、その見た目で傭兵とか密偵とかボーンシリーズじゃ、全然ギャップないじゃん、まんまじゃん、頼むよ。

となり、もう手の付けられない嫌い様である。

 

f:id:hagananae:20170322061311j:plain

 ところが、この二人を一気に好きになった映画があった。ステイサムの場合は「エクスペンタブルシリーズ」、マッド・デイモンの場合は「コンテイジョン

 

 ステイサムが出演するエクスシリーズは、傭兵ものなのだが、あのいつものクールなステイサムが、いつになく二番手にさがり、常に主人公であるスタローンを支える女房役のような立ち位置にとどまり、主人公を立て、とにかくださくていい奴なのだ。

 

f:id:hagananae:20170322061352j:plain

 しかも、作品中で傭兵仲間からことごとくあの独特のヘアスタイル(はげ)をからかわれ、めちゃめちゃださかわいいことこの上ない。

 一気に惚れ込んでしまったのである。

 かっこいい男がださくなった瞬間ほどかわゆい場面はない。

 もう、なだれ込みである。

 

 一方マッド・デイモンの出演した「コンテイジョン」は感染症パニックの映画で、彼は妻を感染症で失い、あたふたする夫を演じている。

 

f:id:hagananae:20170322061436j:plain

 やつれきっており、常にスウェットか、ネルシャツのようなパジャマが制服のようになり、もちろんアクションシーンなど皆無。

 別にこの夫役はマッドじゃなくてもよかったんじゃないという感じなのだが、このやつれきったださい感じの夫役がみごとにださくて、マッド・デイモン、こんなださい役もできるなんて、まじかっこええ!!惚れた!!!

ていうか、結婚したい!

 と、なだれ込んだのである。

 結論はもう簡単で、

 もう、ださ男、大絶賛である。

 というか、待て待て。

 落ち着け、どう考えても、この二人のおおもとははめちゃかっこいいに違いないだろう、という突っ込みはごもっとも。

 やっと彼らのかっこよさに気が付いたというそれだけの話