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3月18日(土)イマ・ココ ⇔ ミライ・カコ・アソコ

【旅 行】 【歴 史】 コラム

 東京で5年暮らして、仕事も少しして、地元に戻ってきた。

 地元で就職をして、公務員を8年目。

 地元が大好きというわけではないけれど、ここより妥当な場所が見つからない。

 結婚を考えた時には、栃木をでることも考えたけれど、結局いまもここに住んでいる。

 心の底から、栃木が好きだともいえない自分がいるくせに、心からここを好きなりたいと思っている。

 しかし、今は嫌いなところばかり見えてくる。

 しばらく旅をしていないせかもしれない。

 

 私が地元にいる理由は、ここに落ち着いているかぎり、精神的にも物理的にも旅ができるからだ。

 本来、私は飽きっぽい性格で、楽しいことが好きで、旅行も読書も好きだ。

 旅行も読書も、イマ・ココから離れて、ミライ・カコ・アソコに行ける。

 イマと違う時空、ココと違う場所。

 そういう場所を旅するのが好きだ。大好きだ。

 しかし、一番好きなのは、ここなのだ。イマ・ココが好きなのだ。

 つきつめると、イマ・ココを常に新鮮に好きでいたいから、浮気をするようなものかもしれない。 

 やっぱり育った場所が好きなのだ。それは本能的な部分でもある。

 水も空気もおいしいし、草木も山も川も、落ち着く。

 朝、夜、ランニングするだけで、自然とつながれる。宇宙とつながった気分になる。

 しかし、一方でいつも人との関係に満たされない。

 だから、地元が心底好きになれないのかもしれない。

 でも、ここに根をおろして、少しずつすてきな人たちと出会ってきている。これからもそういう人たちやものを増やしていきたい。

 これから、地元の好きを探していこうと思っている。やはり、ここに根をおろして最終的には受け継いだものを未来に残していきたい。でもいまも気持ちは常にぐらついている。

 仕事に対しても、役所での仕事の退屈さというか、つまらなさを感じている。

 だから飛び立つ準備をしている。

 でも、飛び立つ先も、まだ見えていない。

 わかっているのは、イマ・ココで楽しく豊かに生きていく方法だ。

 それは、どこにもモデルがなくて、自分が追求していくしかない。

 誰かのまねではない分、楽しいけれど、手探りだ。

 しばらくは、自分の内面を見つめきったり、旅をしたり、ぐるぐるしながら考えていくつもりだ。

 その手段の一つとして、ミライ・カコを歴史として、アソコを旅として、シリーズもののコラムをはじめたいと思う。

 イマ・ココの魅力を知るために、外回りの経験を思い出してみたい。