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3月7日(火)色気ってなんだろう

  東京タラレバ娘の冒頭をちらりと読んで、閉じた。たら、れば。

 本当に難しいことなので、私はとうの昔にあきらめた。

 好きになれたら、我慢できれば。

 でも、死ぬよりほかないと思えなければ、恋愛なしにお見合いで出会ったスペックの高い人と結婚できるはずもない。というか、デートだって地獄のようだ。

 私は色気のある人間が好きだけれど、けしてタイプではない。

 あからさまに色気がある人間はかっこいいけれど、なにか同類のような気がしてしまう。

 色気がない人間は宇宙人なので、好きになることはないが、暖かい目で見守ることができる。

 恋愛相手としても、親友としても、一緒にいたいと思う男性は色気がないように見えて、その色気がにじみ出ているのを発見できるようなタイプだ。まあ、なかなかいない。

 いったい色気とはなんだろうと考えると、私にとっては、それは属さない人間だということになる。自分がある人間ともいえる。たとえ組織に属していたとしても、自分の理想や夢があるタイプ。なので、自然、自営業やフリーの仕事をしている人に多く、私は実はこの手の人間としか恋愛したことがない。

 色気のない人間の筆頭は、実はまさにいる職場、公務員の現場だ。民間の人間よりもさらに所属している感じ、飼われている感じが強い。法律に飼われているのか、組織に飼われているのか、いづれにしても、私の組織では100人に一人ぐらいしか色気のある男がいない。おそらく、強者と争うよりは、弱者を救うことが職務の大半をしめるからだろう。

 色気は言い換えると野生の感じともいえる。集団でいても、自分がある人間。それが強い人間に私は色気を感じる。

 別に、色気があればいいというものではなく、私はただ色気がないと、つまらないな、と思うだけだ。そして、色気はあからさまであるより、発見するぐらいがちょうどいい。男の色気はやはり、戦うことにある気がするが、女の色気は違う。女は戦えば戦うほどなくなっていく。女の色気は相手と戦わず、自分と戦っていると出てくるような気がする。なんとなく、女は耐えているという感じが色気をだす要素のような気がしてならない。