11月13日(日)保育園義務教育化について

保育園義務教育化 古市 憲寿

 

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 私より3つ年下の古市君が書いている本。

 ほんとうに、たまたま手にとった本。結婚相手も今のところなく、子供もないのに、なんとなく惹かれてるだけのタイトルで購入。
 内容は、賛成かな。。と地味に思いました。
 保育園義務教育化というのは、小学校入学前(未就学と専門的には言います)の幼児の保育園入園を義務づけするというそのまんまのことで、そうすることでいくつかのメリットがあげられてます。
 メリットは大きくわけて2点。
 メリット①女性の社会進出の基盤をつくり、少子高齢の労働力不足の軽減をはかる

     ②子供を早期教育することで、社会適応力が身につく


 私は全面的に、いいんじゃないかな、と思いました。
 私が結婚をしないのは、相手がいないからなのですが、どういう相手ということを考えたときに、仕事を続けることを全面的に賛成してくれるということがあります。

 そして、わがままかもしれないけれど、子育てで家に引きこもるのだけは勘弁ということがあったりします。
 まあ、それは私の個人的なわがままなのですが、古市君が言っているように、保育園が義務教育化すれば、働くお母さん的にはかなり負担が減ると思います。

 実際、働きたくない女性もいるんじゃないかと思いますが、それでも、働きたい、働かなくちゃならないというママにとって働ける選択肢があるのは大きいと思います。

 古市君も言っているように、義務教育を免罪符にして、子育てから解放されるっていうのもあると思います。
 ママが産後、保育期も仕事ができるということは、社会にとっても大きな意味を持っていて、日本はこの女性のキャリア形成について本当に後進国のようです。

 ちょっと変な言い方ですが、女性を社会のリソースとして考えた時に、日本の女性の高い教育レベルを思うと、ほんともったいな、と思います。
 高学歴で、高学歴の男性と結婚して家に入ってそれが勝ち組と言われると、それもそうかなと思いますが、それだけの能力を子育てについやさなければならないのは、無駄遣いな気がします。女性の能力の。。
 まあ、そんなわけで女性の立場から考えても保育園義務教育化いいかな、と思います。
 でも、私が賛成する点は実はメリット②だったりします。
 子供を質のいい保育園に入れると、その後の社会的成功の確率が高くなる、というものです。
 なんか、どこかで聞いたことある話しなのですが、これは知識を早期にいれるとかではなく、早くに集団教育に子供をいれてしまい、だめなものはだめにはじまる規律を体にたたき込むことを意味しているようです。
 アメリカが1960年代後半に黒人や貧民街の子供達を質のいい保育園に入れて、その後は普通の生活に戻し、40代ぐらいまで追跡調査を行ったことで、社会的に成功している割合がそうでない保育期をすごした子供達に比べてあがっていたという結果です。
 まあ、どうかなと思いますが、実は私の出身の保育園がけっこうなスパルタだったんですね。
 あんまり覚えてないあたりが私らしいところなんですが、たしか年中はだしで、冬はパンツ一枚で乾布摩擦したり、マラソンしたり、夏は山に上って死にそうになったり(どこの軍隊だ)、テレビはみません教育を受けたりしたのは覚えています。
 だからって社会的に成功したかとかは、全然身に覚えがございませんが、よくよく考えると私がその保育園で一緒だった12人ぐらいのうち、5人は県内でトップの高校に入学してるんですよね。まあ、関係あるのかなのかは、全くわかりませんけど。
 で、それは置いておいても、この本で言われていることというのは、やらなきゃならんもんはやるという規律は小学生前に身につけなければ間に合わないという話しです。


 うん、なるほどな、と思います。
 今、幕末の会津を舞台にした大河ドラマ「八重の桜」を見ていますが、子供達にたいする教育が「ならぬものはならぬのです」という奴なんですね。
 一見きびしいですが、これ、当たり前のことなんですよね。
 これが、しつけ、というか。
 なので、子供にはめちゃ厳しくしたところで、なんとかなるんじゃないか、と思っちゃいます。
 もっとも、そういうことを言うだけ大人自身がしっかりしていないとならないわけなんですけど、こういう保育期をおくれたら人間って変わるんじゃないかと思います。
 こんな時代なんであまりナショナリズムに固まってしまってもよくないんですけど、保育園の義務教育化って私は賛成かな、と今のところ思っています。

まあ、言ってみれば、私は子供は親だけじゃなくて、社会、集団が育てていいじゃないの、と思っているという話です。