6月5日(日)5月にみた映画のことなど



 早いもので、もう六月です。泣きそうです。
 
というのも、本当に毎日がすぎるのが早くて、
病院の初診カルテに自分の年齢を記載すると、
これ、誰よ、というぐらい切なく時間を無駄にしたような気になります。

 ほんとうに。
 でもまあ、人生思い通りにならないことにも慣れてきて、勝負にでるための助走期間と覚悟をし、地道に生きています。

 というか、本当に今週はやばかった。
 やばい、というか、体があちこち不調で、金曜は休みました。
 
 というのも、びっくりですが、突然顔と首の左半分に発疹ができて、
まじで二十年ぶりに救急外来に行きました。

 あれは、木曜の夜のこと、という話は長くなるのでとにかく夜の10時頃に、
母に連れられて行きましたよ。病院に。

 まあ、私はこう言ってはなんですが、肌あれぐらいじゃ、気にしませんよ。
肌荒れよりも仕事をこなさなければ、という感じで超絶忙しいですし、
婚活もあるし、創作もあるし、休んでなんかいられんよ、
と思ってその日も素早く寝て、朝早起きするぜ、ぐらいに思っていましたよ。
 
ですが、とりあえず、祖母に「とつぜん、ぼつぼつができたぜー、きゃー」
と言って、そのあとベッドインした私を、
母が祖母経由で聞きつけて「病院よ! いざ、病院よ! ヘルペスか、たいじょうほうしんの疑いありよ、死ぬわよ」と部屋に殴り込んできました。

 んなわけあるかよ、と思いましたよ。
明日、はやいんだって、勘弁してくれよ。
と言いかけたのですが、ま、救急病院なんて二十年ぶりだし、ちょっとうきうきじゃん、と思い着替えをすることに。
 
 

 結果、お医者様にもわからないということで、世間話をして、帰宅。

 翌日には肌の発疹が悪化して、とても会社にはいけない感じになり、
 
欠勤して皮膚科へ。

 そこの先生も驚いていましたよ。

「は、なにこれ。首と顔の発疹は種類がちがうみたいよ。なにしたの?」

 という感じで、診断名不明。

 おいおいおい、いや別に期待してなかったけど、本当に何もわからんのかい。

 というわけで、上司にとりあえず欠勤の報告をしました。

「ストレスかも、しんない」
 みたいないいわけをして。

 そんなこんなで、今日に至るわけですが、
まあ、あんまりいいたくないですが、たぶんストレスなんでしょうね。
たしかに、忙しいし、同時多発処理が多すぎる日常な上に、婚活もちょこっとしていて、日々打ちのめされるし。

 まあ、そう。

 ストレスだよ。

 と、認めると自分、がんばってるんだな。切ないな、という気持ちになり、
大腕を振って欠勤する気持ちになったわけです。
 

 先月は、がんばることをやめるアプリを導入してみたものの、
 
肌に合わず、結局攻撃は最大の防御的なスタイルにしたとたん、これですよ。
 いや、はじめて拝見しました。

 大人のニキビ。

 みなさん、体と心はできるだけ大切にしたほうがいいかもしれません。
 
ニキビとか、なんか体元気なのに、外にでられませんもん。

 しかも、これ幸いに創作方面やろう、と思っても処方された薬を飲んだら、眠いのなんの。

 いや、だから休養とれ、ってことなので遠慮なく寝ましたが、
 
まあなんていうかストレスですよね。
 
創作できる時間があるのに、寝ちゃうっていうのは。
 
 

 というわけで、忘れそうなので5月にみた映画。前振りなげーよ。

 なつかしアニメも含めて5本。

 映画見なくなりましたね。

 やっぱり、小説のほうがおもしろくて。

嫌われ松子の一生

 いや、よかった。
 すごい号泣しました。ラスト。

 という感想しか思いつかんなあ(こら)

 というのも、ただ単に楽しんだけだったからかもしれません。
 
自分が創作するジャンルというか、書きたい人間性とかけ離れた人物を扱った作品であると同時に、松子にはすごく共感するというか。

 いや、正直に言えばああいう無償の愛というか、
 
誰かを無性に愛したい、
そして同じ分返されたいという気持ちはすっごくよくわかる。
 
わかるが故に、それで失敗し、もう誰も信じない、
 
いや、ちょっとだけ信じてあとは自分でなんとかしようという寂しい現実をいきる自分にフィットしすぎちゃいました。

 私が心底思っていて、できない愛情の示し方をして、
 
そしてその悲劇をラストはハッピーエンドに近い絶望で彩っているいい映画でした。
 なんか、もう号泣して疲れましたね。

 いい! 以上。
 

 同監督の映画。

 なんでしょう。途中下車しちゃいました。
 

 前半の茨城県下妻の雰囲気は、
 
今私の仕事先の雰囲気にすごくよく似ていました。
 
イオンね。あるある。みたいな。

 地方都市てイオンなんですかね。
 ほんと、私は行かないですが、家族全員行ってますしね。

 二歳の姪っ子なんか、スーパーはすべて、イオンだと思っていますからね。
 
恐るべしイオン。
 
そういう田舎の独特の価値観って、あるいみ普遍というか。不変というか。
 その独特さって、主人公みたいに渋谷と下妻の行き来をしていないと気がつかないというか。これ、使えるかも、と少し思いました。創作に。

 でも、かんじんのラストまでたどり着きませんでした。
 
なんか、興味がそれたというかね。

 原作者の嶽本のばらの事件と重なったので
、みようと思っただけだったのかもしれません。


忍空~アニメ~」

 なんだろう、みちゃいました。全話スキップで。
 
オープニングの曲がよかったです。やはり、アニメも物語もまんがも進化しているんだな、と思いました。
 九十年代のドラマやアニメをみていると、
 
ほんとうに展開が素朴というか、
はじめの五分でラストまで想像できる展開なんですよね。
 
それはもう、安心というレベルを通り越して、素朴というか。そんな感想です。
 


「岳」
 実は、今にはじまったことではなく、岳シリーズは大好きで、
 
近所の図書館で全巻読破しました。2年くらいかけて(おそ、、、)

 映画は、どうですかね。

 なんか、足りない感じがしました。
 
情報量が圧倒的に少ないというか。
たぶん、テーマがゆるかったんじゃないかなあという印象です。
 
何をみせたかったんだろう。

 マンガの岳は、実は主人公があの三歩であって三歩でないところにあるんだと思うんですよね。

 山の雄大さ、怖さ、すさまじさ、神秘。
 
そういうものがまずあって、そこでいろいろな思いを抱えた人々が、
 
山にきて、再生の一歩を踏み出す。
 
それを人間的な救助という行為を通して、三歩が少しだけ支える。

 あの物語って、やっぱり山が主人公なんじゃないかな。
 
その山の側面を三歩が支えているにすぎなくて、事件である人は外部から登山者という形でやってくる。

 私はすくなくともそういうふうに読んでいるんですけど、
 
映画はなんかね、どうでしょうか。

 くみちゃんはよく描けているな、と思いましたけど、
 
なんか葛藤が弱かったというか。
 
全体的に何を描きたいのかわからなかったんですよね。
 あと、三歩は難しいな、ということ。

 小栗君が悪いということではなくて、あの三歩を俳優ができるのかな、っていうことなんだと思います。

 三歩のキャラって、孫悟空的な神秘と天然キャラと
 
、むさくるしくて、子供っぽく、同時に優しくて強い。
 
そういう相反し、矛盾しすぎる人物をいったい誰が演じられるのかって思います。
 
もっと言っちゃえば、たぶん監督が三歩の人物を読み込めていなかったのかなとも。
 
興行的に成功するには小栗君だったのかな、とも思うけどなんか
 
、すっかすかの作品だった気がします。

 山の映像とかはすがすがしくてよかったんですけど、エベレスト見たあとだったせいか、ブリザードもそんな寒くなさそうで。

 その分、疲れないで見られる映画でしたが、
 
見たあとになんか風が急いで抜けていったようなそんな感じもしなくもない、
 
みたいなね。

 でも、渡部さんの牧さんは実写でしたね。
 
なんていうんだろう。説得力があるというか。

 昔恋人だった俳優が言っていましたが、やっぱり、「演じられる体験」がそうさせているのかな、と思いました。

 くみちゃん役の長沢まさみは、
新人の視点からいちばん成長するキャラとしてすごくよかったと思います。
 
父の信念を引き継いで、自分に厳しく、時に他人にも厳しくなってしまう。でも、真剣でまっすぐで。
 映画では彼女の新人視点で物語が進行していくので、
 
彼女の成長物語でもあったわけで、その視点からみれば、くみちゃんの葛藤と成長はすごく伝わってきました。

 三歩役の小栗君は、とてもきれいでした。
 
なんか、それが彼の魅力というか、限界というか。

 三歩を含む山登りが持つ自分勝手で孤高を愛するある意味、
 
人間世界となじめない人物を描くには、小栗君はきれいすぎたと思うのです。

 もっとも、まんがの三歩もそういう暗黒面はふせられているのですが。

 まあ、むさくるしさが足りなかったということで。
 
小栗君のきれいな三歩もよかったです。

 あと、個人的に山岳救助隊の連携プレーはどきどきしました。

 私も異動する前は、台風、雪、増水、地震の警報時には
 
無線を持ってチームを指揮する部署にいました。
 
なにげに今も消防団で、救急救命は必須アビリティです。

 そんなこんなで私の中にはチームが互いに連絡をとりあって
 
、すばやく仕事をこなすあの動きへのあこがれがあります。
 あまり描かれないシーンでしたが、いいものだなと思いました。

 さて、最後
 

 よかったですね。
 なんか、これも号泣しました。
 
なんだろう、どこで泣くんだって感じですが、
 
あのオダジョー池脇千鶴に告るとろこでしょうか(物語の筋にほとんど関係ない)
 
いや、なんていうか校正のところでしょうか。

 一つのプロジェクトを完成させるために、
 
十年以上も緻密な作業をつづけ、
 
プロジェクト牽引者は病に倒れ、
 
あとを引き継ぐ若い人々も年と重ねていき、やっとできあがる。
 
最後は何度も何度も校正を重ねる。

 この校正なんか、私が最近やっていた過年度一年分
 
給食費の未済分が合わずに、
 
月2500件分の一年分を何度も何度もチェックをかけていったあの作業と酷似(そりゃあ、大人ニキビもできるんじゃね)して、
 
見ているだけで、同情しましたというか、
 
映像の奥の奥まで想像できてもだえました。

 で、結論から言うと、とくに辞書でなくてもよかったのかな、
 
という感じでしたね。プロジェクトX的なものならば(おいおい)

 そうなんです。私プロジェクトXが好きだったんですよね。
 
そういうわけで、なんでしょうね。
 感動しました。

 小説原作も地味に読んでいてまだ冒頭から抜け出せてませんが、並行してます。

 そんなわけで、五月の映像関係は以上です。
 

 俯瞰すると、あまり考えないでみない月間でしたね笑 以上です