12月5日(土)ゲーム音楽にすべてがある

 寝る前に怪談を聞くのが好きなのです。

 怖がらせようとする伏線とかが好きで。

 実際、恐いときもあってそういうときは体温が下がって眠れなくなる。

 昨日はなんとなく、FF6のラスボス戦の音楽「妖星乱舞」が聞きたくなって、ヨウツベで探してしまった。

 いや、ほんと最後に聞いたのはいつなのでしょうか? という感じなのに、なぜか聞きたくなった。

 不思議。
 いや、なんていうかあのバロックな感じ?

 バッハな感じっていうのかな、好きだなあ。

 落ち着くというか、寝る前にいい。
 怪談なんて聞いてる場合じゃないよな、とか思ったわけです。
 しかも、もう割と何年も聞いてないのにすごく覚えているというか。

 今なんて何度聞いても覚えられなかったりするのに、十歳前後に聞いたメロディーって覚えているんですね。


 小学校から中学を卒業するまで、エレクトーンを習っていたのですが、そこで多少幅広く音楽を聞いたような気がしますが、音楽のジャンルを網羅していたのはゲーム音楽だったのではないかな、と思います。

 大人になってからメロコアを会社の先輩に聞かされたときに
「これ、ロマサガのボス戦じゃないっすか」
 という発言をして、先輩を苦笑させたこともあったり、
 ラテン系の音楽はすべてマリオに聞こえるし、私の音楽の内蔵データがゲームでしかないということか。


 そんな気にさせられるんですが、私の世代30歳から40歳ぐらいってゲーム世代なのかもしれないですね。

 私の場合は小学生までがっつりRPGをスーファミでプレイして、中学生になってからは妹がプレステをしているのを見てました。

 大学生になって、バイオハザードとか零シリーズとかもちらちらやりましたが、ゲーム音楽としてのインパクトはそれほどないというか。


 ゲーム音楽は私も大人になってからピアノコレクションやらネットの落ちているカバーも聞くようになりましたが、なんというか根っこにあるなあと思います。

 自分の中では宗教に近いものがあって、FF6は内容は覚えていないけれど、ラスボス戦だけは覚えているという。

 たぶん、あの植松さんの音楽がなければ、あれほどFFシリーズもやりこまなかったんじゃないかな、と。


 そういうわけで昨日は寝る前に妖星乱舞のオーケストラを聞いて、逆に覚醒してしまったのでした。

 なんていうか、ラスボスらしからぬラスボスというか。だいたいRPGのラスボスってラブクラフト的なモンスターじゃないですか。
 というか、ラブクラフトを大人になって読んで、これゼロムスやんかーとか、エクスデスやん、とか思うわけですけど。ボスソースまでゲームだよ。。


 FF6の三闘神はまんま神ですし、カフカもはっきり言ってルシファーのビジュアルそのもので、宗教がかっていて、リアルタイムでボス戦してたときは、なんか闘ってる感じがなくてすごい音楽だなと思ったのでした。

 まあ、神が敵っていうか神の力をもった邪悪なるものっていうことなんでしょうけど。
 禍々しいモンスターから、神そのものがラスボスっていうのが、子供心にインパクトがあったし、いまはそれがしっくりくるし、だから今になっても20年経っても聞ける。それってほんとうにすごいなと思う。


 FFシリーズもゲームもいわば10年以上前からプレイしていないけれど、当時のわくわくした感じや、戦い抜くっていうファンタジーが今、大人になってから単純にがんばろうって思える糧になっている気がする。


 それと同時に子供の頃にあのゲームに出会えて人生が変わったような、ちょっとだけする。
 シリーズで好きなのは、FF7。
 内容も唯一これだけは覚えている。
 不思議に、物語は覚えているのに、音楽は覚えてない。

 あれ、不思議。

 植松さんの音楽のおかげだけじゃないようです。笑